5月10日の日記

2007年5月10日家族・子育て

嫁ぎ先の意向から、産後しばらくの世話は実の母にやってもらうことになりました。
実家では猫を飼っています。父の世話も母がしています。
そんな母が家を空けたらと思うと当時は姉に頼むつもりでした。
「自分の食費くらいはお金貯めておかないと」と意気込んでいたのもつかの間、
家賃トラブルで白紙になりました。
やむなく産後の世話は母に頼むことになりました。
初孫も見られて都合がいいだろうと軽い気持ちでいました。

母には少なくとも1週間はこちらに滞在してもらうことになります。
北海道〜愛知間の移動は飛行機を利用することになります。
手荷物は極力少ないほうが得策だと考え、着替えをあらかじめ送るように言いました。
入院してからでは荷物の受け取りが困難になるため、到着まで中2日かかることを見越しておくようにとも言いました。
予定日が近づいても荷物は届きません。予定日が過ぎても届きません。
陣痛が始まって入院する当日も荷物は届きませんでした。
荷物が出せないならせめて届くまでの着替えは持参するようにと連絡しました。

退院日が確定したため、飛行機の手配をしようとしました。
都合のいい便を確認しようと、母に問い合わせのメールを送りました。
ギリギリになっても回答はありません。
どうするのか心配で何度か催促のメール＆電話をしても音沙汰なし。
こちらでの手配をあきらめた頃、ようやく返事が来ました。

「東京の弟のところによってからそちらに行きます」

この時点で暗雲が立ち込めていたのは言うまでもありません。
ちなみにその弟のところにもアポなしで突然訪問したそうです。

退院前日、母は病院に到着しました。
叔父のところで一泊してからこちらに来たとのことですが、あまりにも軽装です。
「着替えは？」と聞くと「ない」と返事。
聞くと母は今着ている服のまま北海道を出発して叔父の家に一泊し、ここにきたそうです。
もちろん下着もそのまま。恐る恐る荷物のことを聞きました。
「荷物は明後日届く予定」
唯一持っていたバッグの中には北海道に戻ったときのための冬靴が入っていました。

この時点でどれだけ追い返そうと思ったことか。

とりあえずその日は旦那様に迎えに来てもらって、母と帰宅してもらいました。