5月10日の日記

私の実家はゴミ屋敷です。
片付ければきれいにはなるんでしょうが、片付けないので散らかり放題。
収納スペース以上にモノがあふれて手の施しようがないくらい。
とても客人を迎え入れられるような家ではありません。

まだ実家にいた頃、どうにも耐え切れず片づけをしていました。
するとそれを見た母は「自分がやるから放って置いて！」と激昂しました。
私からゴミ袋を奪って片づけをはじめるんです。
でも、数十分もすれば「疲れた〜」といって片付け終了。
私から見たら、何がどう片付いたか一向にわかりません。

そんな状態で、今の旦那様を両親へ紹介するため実家に迎え入れることに。
その時は何も言わなかったのですが、後から「正直汚い家だと思った」と・・・。

旦那様は水道屋さんで働いています。一般家庭へ水道の修理に行きます。
掃除の行き届いたきれいな家から、ゴミ屋敷のような家まで色々見ています。
そんな旦那様に「この家はお世辞にもきれいとはいえない」とトドメをさされました。

そんなこともあってか、昨年帰省するときには「ちゃんと片付けておいてね」と頼んであったのです。
一抹の不安を残しながら帰省したら、悪化の一途を辿っていました。
元々私が使用していた部屋は、寝室としてなんとか片付いた状態を保っていたものの、他はもう言葉にできないほどに荒れていました。

嫁いでから帰省するまで約10ヶ月。
その間に掃除機が使用された形跡がないのには正直驚きました。
そんな状態なのに「里帰り出産しにおいで」と言う両親が信じられません。
「帰省したときに家がきれいになっていたら里帰り出産もいいかな」と考えていたものの、出鼻をくじかれた感じでした。

その上、両親はともにヘビースモーカーです。
私が妊婦の状態で帰省してもまったく気を使うことなくタバコをすっていました。
20年以上喫煙を続けている人が、突然禁煙なんてできる訳がありません。
結局里帰り出産は辞めて嫁ぎ先で産むことを決心しました。